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ル=グウィン

普段持ち歩くバッグの中には
必ず文庫本が入っている。
ちょっと時間が空いたとき、
例えば電車に乗ってる時やお茶してる時には
どこでも読書できるから。

最近、アーシュラ・K・ル=グウィンの
「風の十二方位」を読んだ。
面白いじゃないか。

あまりに面白かったので続けて
「闇の左手」読む。

お、面白いじゃないかこのやろう!

こう見えてもSF読みの端くれ、
何で今までル=グウィンを読まなかったかと後悔する。

ブームは何度もあったし、
数年前にはゲド戦記がアニメ化されている。

読まなかった理由は、
当事海外SFはホーガンとレムだけ読んでればいいや、と思っていた事。

作家が男か女かって事は、作品が面白いかどうかとは関係ないんだが、
男性のSF作家には理屈っぽい、考証に細かい人が多くて
また男性読者もそんな理屈っぽいお話が好きなんじゃないかと思う。

「闇の左手」は、かなり初期の作品なんだが、
理屈はあまりこねずに、どちらかと言うと視覚的な、
直感的な描写でディテールを書き込む事により、
ひとつの宇宙観を確立している。

ああ、今思えば、新井素子も大原まり子もラノベだなぁ。
この読後感に比べたら、エリザ○ス・ムーンはジュブナイルだし、
タ○ス・○ーは○所の落書きだ。

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コメント

最近はすっかりファンタジー作家として評価されているル=グウィンだけど、
昔はSF作家として有名だったんだよなー。
上にあげた「風の十二方位」と「闇の左手」はSF作品です。
非常に面白いです。

はじめてゲド戦記を読んだとき、作者が女性だとは知らなくて
読んでる内に、こういうことは男性は書かないなぁ・・・と気がついたのでした。
ル=グウィンの小説はゲドしか読んでないけど、評論が面白かったです。
ファンタジーは文体である、という主張が印象的でした。

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